自動車内装用プレス加工品のコストダウンに貢献します!
応原工業の自動車内装用 樹脂プレス圧縮成形同時トリム金型の設計・製作
特徴①:成形とトリム同時加工可能なプレス金型による工程集約・コストダウンを実現
特徴②:成形同時トリムピアス型による成形品の品質向上を実現
特徴③:Tier1メーカーとの開発・改善実績多数あり 設計段階からの技術提案
高い技術力により、お客様の課題に対して最適な解決策をご提示させていただいており、本社のある広島県のみならず、全国各地のお客様との開発・改善実績がございます。
事例の一部を下部に掲載していますので是非ご覧ください。
開発事例
トランクサイド
トランクサイド
こちらは、トランクサイドです。インジェクション部品を製作されているTier1メーカーから、防音・吸音仕様を実現するために新たにプレス部品に参入されたいとのことで、ご相談をいただき、試作型(同時トリムピアス型)を製作いたしました。
こちらの成形品は、メーカー様が独自の材料を採用されており、その材料特性に合わせて金型を設計・製作しています。
EVのバッテリーカバー部品
EVのバッテリーカバー部品
こちらは、EVのバッテリーカバー部品です。ある材料メーカーから自動車部品に参入したいとのことでご相談をいただき、金型を製作いたしました。
バッテリーが発火しないように、絶縁性の材質を使用しています。試作型を製作し、検証を行い問題がなかったので、量産前ぶつ取りを行い、納品いたしました。今回のケースでは、試作型の製作開始から約1年で量産に至りました。
フェンダーエプロンシール
フェンダーエプロンシール
こちらはフェンダーライナーとセットで使用され、より効果的な吸音性能を発揮させるための部品です。
自動車のインシュレーターに新規参入をご検討の部品メーカーからご相談いただき、新規材料の成形性・トリム性評価のための試作型から、多連個取りの量産型まで製作のご依頼をいただきました。
量産型では工程省略ため成形同時トリム金型をご採用いただき、1枚の材料シートから最大12個取りの型を製作しました。
改善事例
試作型製作 コストダウンと短納期を実現
試作型製作 コストダウンと短納期を実現
一般的な試作型に比べ、構造を最大限シンプル(ダイとパンチのみ)にすることで、試作型の製作費と製作時間を大幅に削減しています。
熱型、冷却型(熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂)共に対応可能です。
樹脂パッド コストダウンと軽量化を実現
樹脂パッド コストダウンと軽量化を実現
トリム型の製品押さえを鋳物から樹脂に変更することで、マシニング加工及び仕上げ加工の工数を削減すると共に、軽量化を実現しています。
成形品事例
フェンダーライナー
フェンダーライナー
こちらは、フェンダーライナーです。成形材料は熱可塑性樹脂で、冷却性同時トリム金型で製作しています。
部品形状を展開することで深絞り形状もワンショットで成形しているため、コストダウンと短納期を実現しています。
トランクサイド
トランクサイド
こちらは、トランクサイドです。成形材料は熱可塑性樹脂で、冷却性同時トリムピアス型で製作しています。深絞り形状及び多数のピアスもワンショットで成形しています。
ライトレフトで4部品取り型もできます。アンダー成形同時トリムも一部可能です。
インシュレーター
インシュレーター
こちらは、インシュレーターです。外周及び、製品内、ピアスも全周同時トリムを実施しています。通常、2工程目でトリムピアスします。
また、周長の長いトリムライン部品で多数個取りを実現しています。
インシュレーター
①
アンダーカバー
②
エンジンルームインシュレーター
③
カウルアウターインシュレーター
④
クウォータートリム
⑤
デッキサイドRH/LH
⑥
ルーフヘッドライニング
⑦
トランクサイドトリム
⑧
トンネルサイレンサー
⑨
フードインシュレーター
⑩
フロアアンダーカバー
⑪
フロントフェンダーライナー
⑫
リアマッドガード
⑬
ホイルエプロンインシュレーター
⑭
ラゲージトリムフロント
⑮
リアパッケージ
⑯
ルームパーティション
その他
リトラクタースクリーン
会社概要
社名
応原工業株式会社
代表者
代表取締役社長 應原 弘圭
所在地
〒739-0153
広島県東広島市吉川工業団地8-11
電話番号
082-429-0553(代)
FAX
082-429-0417
設立年月
1967年(昭和42年)8月
資本金
2,080万円
従業員
20名(2022年4月現在)
事業内容
自動車内装用 樹脂プレス圧縮成形同時トリム金型の設計・製作
成形とトリム同時加工可能なプレス金型技術で
弊社では、成形とトリムが同時に加工可能な「成形同時トリムピアス金型」を製作しています。この金型により、成形工程とトリム工程の2工程を1工程(1ショット)に短縮可能になります。そのため、1型分の型費や、型の保管・管理コストの削減、また省人化を実現します。平均約30%、最大40%もコストダウンできた事例がございます。
弊社の「成形同時トリムピアス金型」は、成形とトリムを1型で行います。そのため、トリム型やウォータージェットなどの他方式と比較し、トリムラインが正確で寸法公差がでます。また、トリムピアスの刃入れ方向を設定可能なため、表皮の先切れや伸びのコントロールが可能です。こうした金型特性により、成形品の品質向上を実現することが可能です。
弊社は、創業以来50年以上、金型の設計・製作に関する開発・改善活動をTier1メーカーを含む様々なお客様と行って参りました。